HARUの語り①「スターフォックス ゼロ」について
任天堂の宮本茂さんプロデューサーの「スターフォックス ゼロ」について。
クリアしたので思うところをつらつらと。
まず、面白かったかどうか。
超面白かった。歴代シリーズの中でも屈指の出来だと思う。
隠し要素も豊富にあり、周回プレイがまだまだ楽しめそうだ。
次に人にオススメできるかどうか。
ここが今回の話のメイン。
ハッキリ言って全くオススメできない!!笑
いや、正直任天堂がこのゲームを発売したことに驚いてる。
何を隠そうこのゲーム、ライトユーザーを完全に排除したゲームなのである。
(ぶっちゃけ売れるわけない)
なにがそうさせているのか。
大きな要因は以下の通りだ。
・操作が極めて複雑。(機体によっても操作が大きく変わる)
・2画面を上手く使わないと攻略できないようになっている。
・上記2つに加え、敵の攻撃も容赦ない。(つまり死にゲー)
※何度も死んで攻略を見つけて下さいゲー
基本的にこのゲームは「機体を左スティックで操作」+「ジャイロでレーザーエイム」
で機体を動かすことができる。
ジャイロが必須のゲームなので、常にパッドは固定したままだ。
ゲーム画面に合わせて動かそうものなら、ジャイロ操作にも影響が出てしまう。
この操作に加え、次に求められるのは2画面の活用だ。
「TV画面=ステージ全体表示」+「パッド画面=コックピット視点」この2つの
画面を使い、瞬時に攻略に必要な情報を把握する必要があるのだ。
これがどれだけ大変か…笑
ステージ全体画面で機体を動かしながら…エイムのときは瞬時にパッド画面を見てジャイロ操作で…というのがずっと要求されるのである。
これがやりはじめの頃はホントに苦しい。
訳も分からないままあっちこっちに機体が当たりまくるわ、敵の攻撃は避けれないわ、頭でイメージした操作ができずにテンパっちゃうわで、それはもうパニクりまくること必死。
逆にこのゲームの良かったところを。
・複雑な操作をマスターし、自由に動かせるようになった時の快感
・プレイする度に自分の上達を感じれる。
・BGMが素晴らしい
この複雑な操作を乗り越え、自由自在に操れるようになった時、このゲームへの評価は一変する。
「なんて楽しいゲームなんだ!こんな操作体験、他のゲームにはないぞ!!」と。
実際に自分が機体を操作しているような…そんな錯覚まで覚える。
ハッキリ言って、これほど自分の上達が嬉しくなるゲームはそうない。
何度も何度も死んで死にまくってを繰り返していくうちに、自分が上達しているのがハッキリ分かる。
まとめるとこんな感じ。
・ゲーム性…★★★★☆
・BGM… ★★★★
・爽快感… ★★★★★
・お手軽さ…☆
・達成感… ★★★★★
マリオブラザーズ2も高難度だったが、ここにきて宮本さんのドSさが炸裂するとは…
このご時勢、こんなゲーム任天堂良く出したよ。(褒め言葉)
まさにこのゲームはゲーマーへの挑戦状である。
トライ&エラー系のゲームが好きな人には是非とも挑戦してもらいたい。